松葉ガニ 解禁
≪松葉ガニの解禁日はいつなの?≫
松葉ガニの解禁日
松葉ガニ 解禁
松葉ガニの産地を知ろう!
カニと言えば北海道!ですが、松葉ガニというカニの名前はあまり聞きなれない人も多いのではないでしょうか?松葉ガニは北海道で獲れるズワイガニと同じカニですが、その中でも山陰地方(島根、鳥取、兵庫、京都)で獲れるズワイガニを"松葉ガニ"と呼び、ブランド化しているんです。
このように、ズワイガニに地方色の出る名前をつける商法は定番化していて、福井では同じズワイガニを"越前ガニ"、石川県では"加納ガニ"という呼び名がついています。北海道でも、獲れたズワイガニを"北海ズワイガニ"と呼び、他の地域と差別化を図るケースがあるようですね。
また、松葉ガニを始めとするブランドガニには、ブランドを示すタグが付けられます。地方によっては独自の品質基準(甲羅の大きさなど)を満たしたカニのみにタグが付けられるため、タグ付きの松葉ガニは高級でおいしいカニの証なんです。 ちなみに、松葉ガニには主に白色・青色のタグが付けられます。
松葉ガニの解禁日は短い!
カニの漁業にはいくつものルールがあります。そのうちの1つが、解禁日を厳守することです。雌ガニが初めて産卵をおこなう時期は、基本的に暖かくなる6~8月。その時期に漁業をおこなってしまうと翌年に獲れるカニの量が減ってしまうので、ほとんどのカニの解禁日は11月~5月末と定められているんです。
その中でも特に松葉ガニの漁期(解禁日)は短く、松葉ガニの名産地である鳥取県と兵庫県では、『雄ガニの場合は11月6日~3月20日まで』『雌ガニの場合は11月6日~12月31日まで』という期間が定められています。
つまり、雌の松葉ガニは1年間のうちたった1ヶ月ほどの解禁日内でしか漁獲できないんです。そんな雌の松葉ガニは、地元の人たちから"セコガニ"の愛称で呼ばれ、"体は小さくても貴重でおいしいカニ"として愛されています。
松葉ガニ 解禁
子持ちの松葉ガニは貴重で絶品!
11月6日~12月31日までと、とても短い解禁日内でしか獲ることができない雌の松葉ガニ。初めて産卵をおこなうのは初夏ですが、次の産卵は2月頃となります。そのため、子持ちの松葉ガニが網にかかることは滅多にないのですが、稀に少し産卵の遅れた・早まった雌の松葉ガニが獲れることもあるんです。
まだ卵となる前の未成熟卵、内子(うちこ)にはカニのうまみがギュッと凝縮されていて、カニ味噌と絡めて食べると濃厚な味わいを楽しめます。産卵直前の成熟した卵、外子(そとこ)にはしっかりとプチプチとした食感があり、醤油に漬けて食べると絶品です!
解禁日が短くとっても貴重な雌の松葉ガニですが、松葉ガニ自体があまり大きくならないカニのため、大きな雌のタラバガニと比べると比較的安価で購入できることがメリットなんですよ。
松葉ガニ 解禁
おいしい松葉ガニを見極めるには?
比較的安価で購入できる!と言っても、品質によって価格は大きく前後します。どうせ食べるなら、おいしい松葉ガニを選びたいですよね。この機会に、解禁日内に獲れたおいしい松葉ガニの特徴を学んでおきましょう!
1. 爪の大きさに注目! 松葉ガニは、爪やハサミが立派なほどおいしいと言われています。爪やハサミが立派に成長しているほど、脱皮を終えてしばらく経っている証、つまり脱皮によって消耗したエネルギーを回復し終えた元気な状態であるといえます。これはどのカニにおいてもおいしさを見極められる方法なんですよ。 2.カニの重さを確認! 小さな松葉ガニであっても、手に持ったときにしっかり重量感を感じられればミソや身がぎっしり詰まっている証拠です。大きなカニを買ってみたら、身がスカスカで全然入っていない!と後悔した経験はありませんか?おいしいカニを選ぶなら、大きさだけじゃなく重量に注目してみるのがオススメです。さまざまなカニを扱うウオスでも、しっかり重みのあるカニを選んでお客様へお届けしています。
3.甲羅に黒いツブが付いているか 魚市場などに行くと、たまに黒いツブツブが甲羅にビッシリついているカニが販売されていますよね。「何だか気持ち悪い……」と感じて避けてしまう人もいるようですが、それはとっても勿体ない見極め方なんです。カニの甲羅に付いている黒いツブツブの正体は、カニビルと呼ばれるビルの卵です。見た目は気持ち悪いですが、けしてカニの品質に悪影響を与えるものではありません。むしろ、カニビルが多くついているカニは脱皮から時間が経過している証拠。そのためビル付きのカニは、エネルギーを蓄えていて身がギッシリ詰まっているカニの可能性が高いといえるんです。ちなみに、このビルはボイル調理すればポロポロと取れてくれますよ。
松葉ガニ 解禁
松葉ガニのおいしい食べ方
カニといえば茹でや焼きが定番ですが、足の細い松葉ガニは身を上手に取り出すのが少々めんどうですよね。そこで今回は、小さな松葉ガニでもカニのおいしさを存分に楽しめる調理法をご紹介いたします。解禁日に獲れた新鮮な松葉ガニを思う存分味わってみましょう!
松葉ガニの甲羅焼き
- 〈材料〉
- マツバガニ
- 〈レシピ〉
- 1.松葉ガニの甲羅上部を外し、甲羅の器に味噌をよそいます。
- 2.グツグツしてくるまで陶板(なければトースターでもok)で蒸し焼きにして完成です。
- *ポイント* そのままでもおいしい松葉ガニの味噌ですが、加熱することによって甘みが増します。カニの身をつけて味わってもおいしいですし、食べ終わった後は日本酒をそそいで甲羅酒にしても絶品です。しっかり味噌を食べ終わったあとでつくることで生臭さが減り、香ばしい日本酒を楽しめますよ。
松葉ガニの雑炊
- 〈材料〉
- 松葉ガニ
- カニ鍋の残り
- ご飯
- 卵
- 〈レシピ〉
- 1.カニ鍋をおこなった後の鍋にご飯を入れて煮込みます。
- 2.溶き卵をくわえたら火を止めて蓋を閉じ、しばらく蒸したら完成です。
- *ポイント* 松葉ガニのエキスがたっぷり出た後のお鍋でいただく雑炊は、まさに幸せのお味。カニの身を少し残しておいて、後から添えるとより贅沢感を味わえます。小さな松葉ガニを殻ごと鍋に入れることで、大きさ以上のうまみを堪能することができますよ。
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