松葉ガニ 産地
≪どこでも取れるわけではない!松葉ガ二の産地を教えて?≫
松葉ガニ 産地
松葉ガニ 産地
日本人は、ギッシリと詰まったカニの身に魅力を感じる人が多いのですが、本当のカニ通は身の詰まりだけを重視はしません。
カニの王様と呼ばれるタラバガニは、確かに身がしっかりと詰まっていますが、外国産の場合は味が淡白なので物足りなさを感じてしまう人も少なくありません。そこで是非食べて頂きたいのが『松葉ガニ』です。
いったい松葉ガニは、どのようなカニなのでしょうか?松葉ガニの産地やその美味しさの秘密に迫ります。
そもそも松葉ガニとは?
カニと言っても、色々な種類に分かれていて、種類によって見た目も味も全然違います。
さて、みなさんは松葉ガニがどのようなカニなのかお分かりですか?よくカニはカニでしょとか、松葉ガニと言えば高級品だよね~とか、関西方面で獲れるカニなどと様々なお話を耳にします。
ちなみにですが松葉ガニをカニの属名で言えば、虫ではないのですがクモガニ科のズワイガニ属に当てはまるそうですよ。クモガニ科と聞くとちょっと気持ち悪いような気がしないでもないですよね。確かにクモには似ているような気もしますが・・・。
それではせっかくの美味しい話の途中に気分を悪くしては困りますので本題に戻りますね。ズワイガニ属には5つのカニが属しているというのですが、私たちがよく耳にするのはそのうちの3つ。一番知名度の高いズワイガニ、色鮮やかで食卓がぱぁっと明るくなる紅ズワイガニ、そして本ズワイガニと比べて少し足が太めのオオズワイガニです。ちなみに、松葉ガニはズワイガニの中の1つのカニの種類となります。
松葉ガニとズワイガニを別物と勘違いされる人も少なくありませんが、味や見た目は松葉ガニの産地によって微妙に違えども、元を辿れば同じズワイガニということです。
松葉ガニ 産地
松葉ガニの味はこんな感じ!
カニには色んな種類があり、どれを食べても同じ食感・同じ味に思える人はいないでしょう。タラバガニはサイズも大きく、比較的味わいも大雑把な傾向にありますが、毛ガニはサイズが小さく、味わいも身のほぐれ方も繊細です。
それならば松葉ガニの味はどうなんだ?と気になってきますよね。今まで私は、タラバガニ、毛ガニ専門なの!なんて言って松葉ガニを未だかつて食べたことがない人にとっては松葉ガニの味は毛ガニのようにあまいのか?はたまたタラバガニのように食べ応えがあるのか?さらにカニ味噌は毛ガニのように濃厚なのか?いったいどのような味がするのでしょうか?気になったら食べてみるのが一番です!
松葉ガニはカニ通の間でも、多くのカニ通がその味を認めているカニです。しっとりして殻から外れやすい身と濃厚なカニみそが魅力のカニで、カニそのものの旨味を堪能したい人にオススメです。反対にタラバガニみたいにサイズが大きく、身がぎっしり詰まっているようなカニは、とても食べごたえがあるので「思いっきりカニを食べたい」「カニでお腹いっぱいになりたい」という人にオススメです。
美味しい日本酒とともに、ゆっくりとカニの味を堪能したい。あまり量はいらないから、美味しいカニに舌鼓を打ちたいという人には、奥深いうえに繊細な甘みと味わいが魅力的な松葉ガニをぜひともオススメします。
松葉ガニ 産地
松葉ガニの産地を知りたい人へ
松葉ガニは全国各地どこでも獲れるわけではありません。さらに"松葉ガニ"という名前を付けてもらうためにはいくつもの決められたルールに当てはまっていなければならないのですから。松葉ガニの産地や生息地だけではなく水揚げの漁港も限定されているということですから、非常に貴重なカニなのです。
先ほど「松葉ガニ=ズワイガニ」であることをお伝えしましたが、基本的にズワイガニはオホーツク海~日本海のほぼ全域と広範囲に生息しているカニです。
しかしながら、松葉ガニは厳しい条件付きです!丹後半島~島根県沖の日本海に生息しているズワイガニで、しかも水揚げされる産地(漁港)も日本海側に位置する中国地方の島根県から関西地方の京都府に限定されているというとてつもなく厳しい環境下でその条件を満たした者のみが晴れて松葉ガニの称号を得ることができるのです。
こう考えると、お盆やお正月などに何気なく買ったり通販で取り寄せしたりして食べている松葉ガニってすごーく貴重ですよね?時代の流れと共に流通網やインターネット通販サイトの発達によって、今は北海道・東北・東京など全国のどこに住んでいても、産地が限定されている松葉ガニを美味しく食べられる時代になりました。全国各地どこでも獲れるわけではないからこそ、プレミアム感が高まって、さらに美味しく感じられるのかもしれませんね。
松葉ガニ 産地
ニセモノの松葉ガニに注意!
松葉ガニを購入する際に、注意しなければならないのが、松葉ガニが流通する時期です。松葉ガニは誰もがやたらと獲ることを防いで、そして貴重なカニを守るために、漁をしてよい期間が決められています。
基本的には11月6日~3月20日までです。ですから、この時期以外に「とれたて!松葉ガニ」「産地直送!活き松葉ガニ」というキャッチコピーで売り出しているのは、ちょっとおかしな話であるというわけです。
松葉ガニ 産地
松葉ガニは茹でて食べるのが絶対的に美味しい
もし、活きた松葉ガニが手に入ったらどのようにして食べるのが一番美味しいのでしょうか?活きたまま手に入ると、どうしてもお刺身で食べたくなる気持ちが芽生えますが、オススメの食べ方は「茹でガニ」です。
茹でた方がカニの旨味が凝縮するので、食べた時の甘味も旨味、カニの香りもアップします。それでは、生きたままの松葉ガニを美味しく茹でる方法をご紹介します。
<松葉ガニの美味しい茹で方>
- 松葉ガニの足や爪など動かなくなるまで、水に浸す。
- 表面の汚れが無くなるまで、たわしなどを使用して優しく洗う。
- お湯を沸かす。お鍋にたっぷりと沸かすのがポイント!
- そこに塩を加える。
- 松葉ガニは味噌が漏れ出さないよう甲羅を下にして、お湯の中に入れる。
- この時、浮き上がらないように工夫する。落し蓋がオススメ。
- カニを入れると沸騰していたお湯が一旦落ち着くと思いますが、再沸騰をさせた状態で約20~30分ほど茹でる。
- 茹で上がりは水にさらして、粗熱が取れるまで浸しておく。
- これで、絶品美味しいおうちでボイル松葉ガニの完成。
1つ1つの調理行程を丁寧にすることが、絶品美味しいおうちでボイル松葉ガニの完成につながっていきます。活きた松葉ガニが手に入ったのなら、ぜひ新鮮なうちに調理して、旨味をギュッと凝縮させましょう。
松葉ガニ 産地
松葉ガニのプレミアム感を堪能して
いかがでしたか?今回は、松葉ガニの産地と美味しい食べ方を中心にご紹介しました。松葉ガニは全国のどこでも獲れるわけではありません。「松葉ガニ」という名前は、限られた地域、漁港で捕獲されたズワイガニだけに与えられた称号となりますので、ぜひ一度美味しさを堪能されてはいかがでしょうか。
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