松葉ガニ タグ
≪松葉ガニの"タグ"ってナニ≫
松葉ガニ タグ
松葉ガニ タグ
お客様は松葉ガニを購入したときに、松葉ガニの足につけられているプラスチックのタグを見たことはありますか？この"タグ"というのは、簡単に説明すると、幼稚園児や学生さんが胸元につけているネームプレートの様なもので「これは間違いなく松葉ガニですよ」という印みたいなものです。しかもこれ松葉ガニが入荷した漁港によってもタグの色で分けられているそうで、タグを一目見ればどこの松葉ガニかということが一発で、そしてプロだけでなく素人でも直ぐに見分けがつけられるという便利なものなのです。
ちなみにこれはとある人から聞いた豆知識ですが、松葉ガニのサイズや甲羅の大きさによってもタグを使い分ける場合があるみたいで、タグで松葉ガニを購入する人との信頼関係ができると言っても過言ではないみたいです。
そんな高級ブランドガニ、松葉ガニにつけられるタグの特徴として、鳥取県内で穫れたものは、タグが「白地に赤」となっています。また同じ鳥取県内でも隠岐諸島近海で水揚げされた松葉ガニとなると、こんどはタグの色が「青」になります。しかもお次は他県の兵庫県、浜坂港と津居山港で水揚げされた松葉ガニのタグも「青」と決められているそうです。県が違うのに同じ色のタグともなるとややこしい話です。 とは言えども、もちろんそれぞれ松葉ガニのタグにはそのブランド名がしっかりと記載されているので、遠目では分からずとも、しっかりと近くで見れば簡単に判別可能ですよ！
そもそも松葉ガニとは何ものなのでしょうか？
はっきり申し上げますと、松葉ガニはなにものでもありません(笑)ただの、美味しい誰もが喜ぶ蟹さんです。北海道や東北の人に松葉ガニと言っても、ピンと来ない方もいるかもしれません。そもそも、松葉ガニというのは、北海道にいるズワイガニと何ら変わりがなく、見た目や形、味わい等々、普通にズワイガニの一種なのですが、山陰地方や京都などで水揚げされるカニを松葉ガニと呼びます。そして誰が見ても"正真正銘これは松葉ガニだよ"とわかるようにタグをつけます。この松葉ガニのタグについては上でご紹介させていただきました通りです。松葉ガニ、ズワイガニ、そして越前ガニと呼ばれるズワイガニ。水揚げされている地域が北海道なのか、新潟なのか京都なのか、そこそこによってその呼び名が違っているとのことです。
松葉ガニ タグ
タグ付き松葉ガニは、味の良さがブランドを支えている！
このタグ付き松葉ガニ。各地域の漁業組合がキレイに売り上げの分配を得るためにタグ付けされているのではと、勘ぐってしまっている方もいるかもしれません。そういった部分もあるかもしれませんが、根本的に注目しなければならないのが、山陰地方のタグ付き松葉ガニは「絶品」であるということです。実は、この山陰沖の海流というのが独特なもので、北側からはとても冷たい寒流がやってきて、南側からはとても暖かな暖流がやってきます。こういった、二つの海流が交差するような場所というのは、栄養が豊富に含まれるため、プランクトンが増殖します。そのプランクトンを食べる魚介類が増えるわけで、蟹たちも豊富な食料がある場所に集まるわけです。結果、この山陰沖に集合してくる松葉ガニたちは、身もしっかりと詰まり味わいの濃い「ブランドタグ付き松葉ガニ」となるのです。
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正真正銘、松葉ガニを食べてみたいなら、タグ付きのものをお取り寄せ！
ここまで松葉ガニのタグ付は素晴らしいとお伝えしてきましたが、そろそろこの記事を読んでいるアナタ！一度は食べてみたいと思ってきたのではないですか？まず、松葉ガニのタグ付は通販でのお取り寄せがおすすめです。タグ付きの松葉ガニを新鮮なまま自宅に届けてくれるというのは、本当に有難く便利な話です。一昔前まで、これほどにもインターネット通販が発達する前までは、新鮮なタグ付き松葉ガニを食べようと思ったら現地に行く以外に方法はありませんでしたよね。そう思うと現代社会って幸せ～。
ついでに、北海道のズワイガニもチェックしてみてください。松葉ガニとズワイガニ、同じズワイガニとは言えども水揚げ場所が違うだけに食べ比べてみると、より産地での味わいの違いが楽しめるはずです。ボリュームもあり、アレンジもしやすいので便利です。松葉ガニのタグ付と北海道のズワイガニのどちらがアナタ好みか。たまにはこんな贅沢な食べ比べもいいのではないでしょうか。
松葉ガニ タグ
松葉ガニ タグサイトの冷凍カニを美味しく食べる方法
極上の冷凍カニが届いても、食べ方1つで味の質が悪くなってしまうことがあります。重要なのは「解凍の方法」です。冷凍のカニを加熱したり、室温で解凍するなどの急速な温度変化は、カニの旨味を水分と共に外に出してしまうので、せっかくのカニの味が台無しです。
そこで、冷凍ガニを食べる時には半日～１日前に冷蔵庫にいれて、ゆっくりと解凍していくことをオススメします。美味しくカニを食べたいのなら、あくまでも焦らないことです。
そうすれば松葉ガニ本来の身の甘みと、かにみその深みが存分に感じられることでしょう。筆者は一度早く食べたいあまりに、冷凍ガニを電子レンジで温めて、水分が抜けて身がパサパサになったという失敗談があります。しっとりとした食感と旨味が消え去ったカニの味は、何とも切ない気持ちになりました。みなさんも、解凍の方法には気を付けましょう
松葉ガニ タグ
余談
今回は松葉ガニのタグ付きについて長々ご紹介させていただきましたが、カニの中にもさまざまな種類があり、日本だけで数えても1000を超える種類のカニがいるそうです。そんなに種類豊富なカニがこの日本にいるにもかかわらず一般的に知られていると言えば松葉ガニや越前ガニをはじめ、北海道のズワイガニやタラバガニ、そして毛ガニに花咲蟹といったところでしょうか。そしてタラバガニはカニと言いながらも実はヤドカリ科ということは最近では多くの人がご存知の話ですよね。
数多くのカニの中でどのカニが一番人気なのでしょうか？またの機会に、次は一番人気のカニについて迫ってみたいと思います。
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